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水素健康研究会

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水素の働きability

水素が抗酸化物質の中でも優れている訳は!

一般的にビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールなどの酵素を多く含む「抗酸化食品」を摂る事で、活性酸素を減らせる事は有名ですが、それらの食品は全ての活性酸素と反応するので、体に必要な善玉活性酸素まで減少させてしまうのです。 更にそれらの食品は抗酸化物質だけではありませんので、消化吸収した後に老廃物も発生して老廃物がまた酸化してしまいます。
水素が他の抗酸化物質と最も違う点は、善玉活性酸素には反応せずに悪玉活性酸素とのみ反応して無害な水に変わる事です。 更に他の抗酸化物質は、分子が大きいので脳の中に入ることができませんが、 水素は最も小さい元素なので、脳のフィルター(脳血液関門)までも通過して脳の中にまで入っていけます。
水素は水にも油にも溶けるので、脂質の細胞膜を通り抜け、細胞内にも入れます。
水素は厚生労働省から食品添加物として認められておりますし、悪玉活性酸素と反応しても無害な水に変わるだけなので取りすぎても体に害はありません。
水素が悪玉活性酸素のみを除去する事を、2007年に日本医科大学の太田成男教授(ミトコンドリアの世界的権威)が世界的権威のある学術誌ネイチャーメディシンで発表されました。世界中の学者が驚愕し一気に水素の研究が加速されることになりました。

■活性酸素には善玉と悪玉の2種類がある

 私たちの身体を形作っている細胞の中には、ミトコンドリアという器官があります。ここは食事から取り入れる糖分と、呼吸で取り入れる酸素をエネルギーに変換する場所。エネルギーを作るときに酸素が身体のなかの電子と反応し、変質してしまったものが活性酸素です。
このとき発生する活性酸素には大きく分けて2種類あります。ひとつは血管を作ったり拡張させたり、身体の中のウイルスや雑菌を除去する機能を持つ善玉活性酸素。もうひとつが悪玉活性酸素です。
悪玉活性酸素は細胞や遺伝子を酸化させ、身体をサビつかせるもの。善玉活性酸素よりも強力な酸化力を持つため、がんや糖尿病、認知症やパーキンソン病などのほか、シミやシワなどの老化、肌トラブルや疲れやすさ・太りやすさが増すなど、体質や体調を悪い方向へと導く、万病の源なのです。



■強力な抗酸化物質は善玉活性酸素も除去してしまう

 悪玉活性酸素が発生しても、若いうちは身体にもともと備わっている抗酸化力で、ある程度は除去できます。しかし、40歳を過ぎると肝臓で作られるSOD酵素という活性酸素を消去する抗酸化物質が作られにくくなり、身体のサビつきは少しずつ増えてしまうのです。
そんな悪玉活性酸素を除去することができるのが、抗酸化物質です。代表的なものとして、ビタミンCやビタミンD、コエンザイムQ10などがありますが、水素も抗酸化物質のひとつなのです。
抗酸化物質を摂取することで、活性酸素を除去して健康になる、というのは間違いではありません。しかし、強力な抗酸化物質は、身体にとってよい働きをする善玉活性酸素までをも除去してしまいます。

■水素は身体のサビだけを落とすことができる
 実は、水素の抗酸化力はそこまで強くありません。しかし水素には、ほかの抗酸化物質にはない強みがあります。それは、善玉活性酸素の50倍もの強い酸化力を持つ悪玉活性酸素だけを除去できること。酸化力の弱い善玉活性酸素には反応せず、効果的に身体のサビだけを落とすことができる唯一の抗酸化物質が水素なのです。
抗酸化作用のほかにも、水素には抗炎症作用があります。炎症とは、身体にウイルスや細菌が入った場合、免疫反応として起こる熱や腫れ、痛みのこと。身体を守るために炎症が起きるのですが、そうすると細胞が酸化してしまい、よりいっそう炎症が強まる場合があります。水素は炎症を促進する物質の働きを抑えて、炎症を抑制することができるのです。

このように、水素によって、本来その人が持っていた身体の機能や抗酸化力が元に戻るため、自然治癒力が高まるのです。
水素は、人体を構成する一番多い元素であり、血液や体液の中にも多く存在します。
私たちは毎日の食事から摂っている、炭水化物・タンパク質・脂質の中に含有する水素を取り出してエネルギー源としています。そして、人体の腸内では毎日約1000ccの水素が、食物繊維・オリゴ糖・乳糖などをエサとして善玉菌が作り出しています。

■水素の特徴
▪ 食物から体内に取り込まれている(新鮮な食材ほど水素が豊富)
▪ 腸管内でも産生される物質である
o 腸内の善玉菌の一種である水素酸性菌によって産生
▪ 血中内に存在する物質である
o 腸管内で発生した水素ガスが吸収され、血中に移行
▪ 安全性と共に、食品添加物認可
o 1995年に食品添加物認可
o 2000年、2004年、2005年、2007年に継続調査。毒性等を認めず


■水素はミトコンドリア内でエネルギーを作り出す
細胞内に存在するミトコンドリアで糖や脂肪を原料に酸素と共に水素はエネルギーを作り出しています。人体で最も多くのミトコンドリアが存在する細胞は卵子で約10万個です。
因みに精子にはミトコンドリアは存在しません。脳の神経細胞や心臓の心筋細胞には約5000個のミトコンドリアが存在しますが、その他平均数百個のミトコンドリアが人体内でエネルギーを産生しています。
活性酸素の90%はこのミトコンドリア内でエネルギー産生の中で発生すると言われています。水素が不足するとミトコンドリア内でのエネルギー産生が十分出来ない不完全燃焼の状態になり人体に悪影響が出てきます。



■水素の疾患との関わり







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